ルパン三世の作者モンキー・パンチさん死去
人気アニメ『ルパン三世』で知られる漫画家モンキー・パンチさん(本名;加藤一彦かとう・かずひこ)さんが2019年4月11日誤嚥性(ごえんせい)肺炎のため亡くなった。81歳だった。
北海道出身のモンキー・パンチさんは2017年頃から体調を崩しがちだったという。葬儀は近親者のみで行われ、後日偲ぶ会が行われるという。
ルパン三世は三世ではなかった?
モンキー・パンチさん(加藤一彦)さんは1965年漫画雑誌『ストーリー』現在の双葉社でデビュー『ルパン三世』は1967年に漫画雑誌『漫画アクション』現在の双葉社で連載がスタートされた。当時から名前が有名だった大泥棒ルパンの名前をそのまま使うと後々利権問題がややこしくなると三世という大泥棒ルパンの子孫という設定が追加されたそう。しかしその設定により作品により新しい奥行きを生み出した。
ルパン三世の中でモンキー・パンチさんを観る
アニメの関係者によると、制作活動にはとても勉強熱心な人だったそうで、2003年ごろからパソコンを使ったデジタル作画に取り組んでいたという。こうした新しい技術を取り入れ使いこなしていく様子は、ルパン三世の主人公、ルパン三世にも似ている。世の中の技術革新がなされるたびに新しい物を取り入れてきた。パソコンやインターネットが普及しだすとそれを利用し近年では、仮想通貨という言葉さえ出てきた。
令和という新しい時代の幕開けを前にとても惜しい人物を亡くたことに悲しみは尽きないが、モンキーパンチと言う作者はルパン三世という作品と共に今後も私たちの心の中で生き続ける。
心よりお悔やみ申し上げます。