【散骨業者の選び方】良い散骨業者はここが違う!トラブルを避けるために確認すること

昨今の終活ブームもあり散骨業者は、他業種からの参入や新規事業者を巻き込み年々増えつづけています。

葬儀・葬祭業務経験の浅い業者も多数参入しており消費者からはわかりづらくなっております。

どこかの協会に加盟しているから安心というわけではありません。

このページでは、海洋散骨や樹木葬を選ぶ上で後悔しない選び方を徹底解説していきます。

国民生活センターに寄せられる葬式関連サービスの相談件数

独立行政法人国民生活センターには、「葬式関連サービス」だけで毎年500件を超える相談が寄せられています。

商品・サービス

受付年度

2018年度

2019年度

2020年度

2021年度

合計

葬式関連サービス

622

632

686

556

2496

※葬儀関連サービス全体の相談件数ですので、散骨以外の葬儀やお墓の相談なども含まれています。

独立行政法人国民生活センター

http://www.kokusen.go.jp/index.html

2014年の葬儀サービスに関する主な相談内容一覧です。

相談内容件数
1 高価格・料金205
2 説明不足196
3 契約134
4 見積り121
5 契約書・書面(全般) 1103
6 解約(全般)88
7 返金88
8 他の接客対応86

2014 年度の主な相談内容は、「高価格・料金」(205 件)が最も多くなっています。

想定外の高額な請求で相談が多いことがうかがえます。

後悔しない散骨の仕方は、良い散骨業者選びと親族での話し合いから

後悔しない散骨の仕方は、良い散骨業者選びと親族での話し合いから

良い散骨の仕方は、良い散骨業者選びと親族での話し合いから始めましょう。

「散骨」とは、海や山に遺骨を撒く弔いの形です。

散骨を行ってしまうと手元に戻す事が出来ないため行う際には注意が必要です。

後々、遺骨の問題で親族でもめるケースもあります。

散骨を行う前に、ご親族も含め話し合いましょう。

散骨とは何か?

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電話などの応対が丁寧でわかりやすく手続きなど説明してくれる

親身になって対応してくれる業者を探しましょう。

上記の「葬儀サービスに関する主な相談内容」でも相談の多さ2位には、「説明不足」が上げられています。

デメリットや業者にとって不利益になることも説明してくれる担当者が良いですね。

散骨プランの料金や手続きがわかりやすい

料金プランなどが、明確でわかりやすい業者を探しましょう。

複数業者に見積もりをとって見比べることも、相場観をやしなうために必要です。

下記でも書いていますが見積もりは必ずもらってください。

預かっているご遺骨の近況がわかりやすい

安心して大切な「ご遺骨」を預けることの出来る業者が良いです。

ご遺骨が届いた連絡や粉骨や散骨の予定など連絡などがあると安心です。

どのような場所で遺骨が保管され現状どうなっているのか確認できる散骨業者が良いでしょう。

こんな散骨業者は注意が必要?トラブルを避けるために確認しましょう

こんな散骨業者は注意が必要?トラブルを避けるために確認しましょう

散骨という弔いのサービスには、様々な業種から参入しています。

海洋散骨業者では、インターネット関係の会社、クルージング事業や港湾業務を行う会社、イベント運営会社などが多いイメージです。

樹木葬や自然葬では、葬儀会館や葬儀場、墓石販売店、寺社仏閣、宗教法人などの運営会社が多く見られます。

また、どの業種でも同じですが、様々な会社に業務委託しています。

海洋散骨業者の例: 集客代理店や葬儀事業者など(資料請求や見積もり電話業務)→散骨を行う会社(遺骨の保管や粉骨など行う)→船会社(現地で散骨)

樹木葬の例: 集客代理店や葬儀事業者など(資料請求や見積もり電話業務)→樹木葬を管理する墓石販売店や宗教法人(納骨管理)

※全てがこのような多重請負構造というわけではありません。

トラブルを避けるために、「どういった会社がどのように散骨を行うのか」しっかりと確認しましょう。

ホームページに散骨プランの明確な料金表示が無い会社は避ける

ホームページに散骨プランの明確な料金表示が無い会社は避た方が良いかもしれません。

散骨業者のサイト内表記は、最低価格の表示のみの場合や遺骨を受け取る場所や散骨を行う時期などで料金が変動する場合もあります。

料金プランがわかりやすく納得できる散骨業者を探しましょう。

散骨を行う際の料金は、確かに私たちからすれば重要な要素の一つです。

しかし大切なご遺骨をしっかりと供養してくれる事も同じように重要です。

 

サイト内に明確な料金表示がない場合は、料金の内容をしっかりと説明してくれる業者を探しましょう。

預かったご遺骨を大切に衛生的に保管するには、費用がかかります。

ご遺骨を粉骨する際人の手で丁寧に粉なにするには費用がかかります。

和尚様にお経を唱えてもらうには費用がかかります。

よいサービスを受けるために費用がかかることは当たり前のことです。

どういった事にどれぐらいお金がかかるのかしっかりと説明を受けましょう。

「今決めていただければ割引!!」などの言葉を使ってくる業者には注意

「今決めていただければ割引!!」などの言葉を使って契約を即す業者には注意が必要です。

こういった事をいってくる業者は一度電話を切りましょう。

国民生活センターでもトラブルになる原因の一つとして「検討や準備のための時間がない」ということをあげています。

 

故人を弔うということは、残された「あなたや周りのご親族」のこころの整理をする時間でもあります。

焦る必要はありません。あなたとご親族でゆっくりと答えを探していけばよいのです。

散骨業者とのトラブルを避けるための電話やメール確認事項一覧

  • 遺骨の受け取り方や保管場所はどうなっているのか?
  • 粉骨はどの様に行われるのか?(機械で粉骨した後人の手でさらに細かくするなど手順は様々です。肝心な事は他の遺骨と混ざら無いかという事です。)
  • 粉骨された遺骨はどの様に分骨されるのか?(粉骨した後に手元供養のために分骨してもらいましょう。その場合どういった形で自宅に届くのかも確認しましょう。)
  • 散骨の場所はどうか?
  • 散骨する時の流れは?お花や、お清めの清酒、供物、お坊さんのお経や、宗派は?
  • 散骨証明書などは、場所や時間が明確かどうか?

トラブルを避けるために、散骨プランの「見積もり書」をメールまたは書面で発行してもらう

最低でも3社以上は、見積もりを取りましょう。

他社と比べる事でその会社の良さに気づく場合もありますし、反対に悪い部分が見えて来る場合もあります。

ここでしっかりと追加料金などが無い事も確認しましょう。電話やメールと内容が違わないかも確認しましょう。

トラブルを避けるために、支払いはカードを利用したほうが安心

支払いには振り込みなどは利用せずカード決済を利用しましょう。

成人式の振袖が当日着付けられずに会社が倒産した事件は記憶に新しいですが、散骨業者も同様大小様々な会社が存在しています。

カード決済には、各カード会社によっても違いがありますが、もし支払った会社からサービスを受けられ無い様な事態が起きた時に料金を保証してくれるサービスがあります。

なるべく現金は使用せずカードで決済しましょう。

良い散骨業者を選ぶなら プランや内容 立地など

ここからは、海洋散骨と樹木葬の立地やプランの内容についての私の私見です。

私が選ぶ基準の一つが、散骨を終えた後「祈りをする事」が気軽にできるか?という事です。

お祈りされる親族がいなくても定期的な祭礼が行われる霊園もあります。

海洋散骨の場合は、必ず分骨して「手元供養」をする事をオススメしています。

寺社で管理されている合祀・合葬タイプの自然葬もオススメで費用も抑えられ法要などもしっかりあるなどのメリットがあります。

海洋散骨の場合

  • 散骨する海は綺麗で穏やか。自宅から近く浜辺や埠頭でその方向に手を合わせられる。
  • 散骨時お経を唱えてもらえる。
  • 分骨して粉骨してもらう場合、しっかりと密閉されている。また自分が管理できなくなった場合に残りの遺骨も散骨しやすい形になっている。

自然葬・樹木葬の場合

  • 散骨した場所に名前や目印がある。合葬タイプで費用が抑えられる。
  • 戒名がつけられる。
  • 散骨した場所はとても綺麗で手入れが行き届いている。
  • 永代供養で、祭祀もしっかりとある。

散骨業者探しはこちらから

こちらから散骨業者を調べることが出来ます。

全国47都道県で散骨できる散骨業者やロケットでご遺骨を宇宙へ飛ばしてくれる業者をご案内しています。

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