日本のプロレス界をけん引し、国会議員としても活動したプロレスラーのアントニオ猪木さんが2022年10月1日朝、心不全のため自宅で亡くなりました。79歳でした。
難病「全身性アミロイドーシス」で闘病中でしたが、今年8月28日の「24時間テレビ」に生出演し国技館のステージに登場していました。
横浜市出身の猪木さんは、中学生のときに家族とともにブラジルに移住します。
現地を訪れていたプロレスラーの力道山にスカウトされて帰国、17歳でプロレス界に入りました。
同時に入門したジャイアント馬場さんとタッグを組み人気を集め、1972年には「新日本プロレス」を立ち上げ、プロレス界をけん引してきました。
1976年には、モハメド・アリさんと対戦し「世紀の一戦」と呼ばれて大きな注目を集めました。
1989年の参議院選挙に当時のスポーツ平和党の党首として立候補して初当選しました。
その後、2013年の参議院選挙では当時の日本維新の会から立候補して2回目の当選を果たしました。
参議院議員として北朝鮮を訪問するなど、独自の人脈を生かした活動を続けてきました。
多くの人に「元気」を注入してきた、燃える闘魂!アントニオ猪木さん。
心よりお悔やみ申し上げます。